DXの取り組み

日本経済は設備投資やインバウンド需要を背景に緩やかな回復を見せていますが、物価高や国際情勢の不透明さなど、依然として注視が必要な状況が続いています。加えて、労働人口の減少やIT技術の急速な進化により、社会環境は大きく変化しており、私たちは経営資源の効率的な活用と迅速な意思決定が、持続的な成⾧の鍵であると考えています。

こうした環境の中、当社はICTデザインパートナーとして、お客様やビジネスパートナーとともに未来を創造する企業を目指し、第３期中期経営計画「FuSodentsu Vision 2027～ココロ躍る未来に向かって Challenge DX Movement～」を策定しました。DXを成⾧の中核に据え、マーケット基軸への転換と業種区分に基づく価値提供を推進し、経営基盤の強化を通じて、事業と経営の両面から持続的な成⾧を図ってまいります。

全国54拠点のネットワークと豊富なICTの知見を活かし、クラウド、AI、IoTなどの先進技術を駆使して、高度化・多様化するお客様の課題に対し、的確かつ柔軟なソリューションを提供しています。2022年10月には「DX推進室」を設置し、課題解決に向けて継続的に取り組むとともに、社内外の変革を支える体制を強化し、DX人財の育成にも注力しています。お客様、ビジネスパートナーとの共創を通じて、より価値あるサービスの提供に努めています。

これからも、社会の持続可能性とお客様の価値創造に貢献するため、スピード感を持って誠実に取り組み、未来に向けた新たな挑戦を続けてまいります。

代表取締役社長　有冨　英治