環境整備と組織

環境整備

自律性・生産性の高い働き方を実現するために、2022年8月に本社オフィスの全面リニューアルを行いました。お客様の課題や、解決の方向性を共に検討し、新たなアイデアの創出を行う場となります。

また、オフィスのリニューアルを機にフリーアドレスへ移行したことから、オフィス内での社員の所在を見える化する座席管理システムやスマホ内線運用を導入しています。

2020年10月よりテレワーク制度の本格導入を開始し、モバイルPC貸与充実、通信インフラ整備、セキュリティ対策、業務アプリケーションやコミュニケーションツールの導入等、積極的な環境構築により、新型コロナウイルスの感染が拡大する中においても、全社員がテレワーク勤務を可能とする体制にスムーズに移行いたしました。
デジタル技術を活用した新しい働き方を実践するため、現状の見える化・改善に取り組んでいます。社内全部署の働き方を再整理し、新たなビジネスプロセスの実現を目指しています。

また、サイバーセキュリティ対策として、定期的な外部機関による診断、および従業者教育、内部監査を実施しています。

リニューアル後のオフィス
座席管理システム

組織

当社のDXを加速して推進、実現するため、社長をプロジェクトオーナーとしたFusoDXプロジェクトを発足させました。
このプロジェクトでは、全国からメンバーを募集し、ビジネス革新、社内業務革新、企業革新をミッションとして、それぞれワーキンググループを中心として活動しています。
社長をプロジェクトオーナーとし、DX推進室が全社的なDX戦略の企画・立案や各プロジェクトの進捗を管理しており、その状況については定期的に経営会議において報告しています。

DX事例

当社における、DX取り組み事例についてご紹介します。当社では、従来の営業活動を改革するデジタルマーケティングや、生成AIを活用した社内業務改革に取り組むとともに、AI機能を装備した次世代ロボットによる点検作業の実現に向けた検証を行っております。

「デジタルマーケテイング」
当社ではデジタル技術を活用したWebサイトのアクセス解析・効果測定、Facebook・TwitterなどのSNS発信、メルマガ配信、Webセミナー、動画広告、名刺管理クラウドサービスなど、オンラインと、オフラインの両方で顧客接点(タッチポイント)を拡大しながら、リードナーチャリング・ジェネレーション、集客、商談、追客といった一連の購買フェーズをカバーするマーケティング活動を展開しています。また、顧客の行動をデジタル上で管理することで、顧客一人ひとりに合わせたマーケティング活動を可視化・自動化・連携することで生産性と接客満足度の向上を実現しています。


「生成AIの社内活用」
生成AIをより安全に利用するために、当社では「ChatGPT等生成AI利用ガイドライン」を策定し、安全性を確保しています。ガイドラインにもとづいて、事前に情報を生成AIが処理しやすい状態に準備したり、検索エンジンと連携させて適時生成AIが利用できるようにするなど社内で生成AIを効果的に活用するための利用基盤を整備しています。具体的には、情報収集、文章の作成、文章の校正、文章の要約、コンテンツ作成、Excelの関数・VBAコード作成、プログラミング、事業開発スピード向上など様々なビジネスケースや活用シーンにおける作業時間の削減と効率化を探究しています。あわせて活用スキル向上も積極的に推進します。




「次世代ロボットによるリモートメンテナンス業務の検証」
少子高齢化等による労働力不足が懸念されるなか、インフラの老朽化に伴う増加が予想される施設や設備の点検を、より安全でかつ効果的・効率的に実施するため、当社は、次世代ロボットを開発するugo株式会社様と連携し、AI機能を装備した次世代ロボットによる、設備の無人遠隔保守(リモートメンテナンス業務)の実現に向けて新技術の開発・活用をインフラ分野のDXとして推進しています。また、保全計画の作成、データ登録などをシステム上で自動化することによって、作業漏れを防ぎ、品質の向上も期待できます。