直売所やレストランなど、道の駅の運営情報を一括管理
『新規オープンに伴い、施設内の商品・販売管理システムの構築を検討』
茨城県内12番目の道の駅としてオープンする「常陸大宮～かわプラザ～」では、地元の農作物の直売や特産品の販売、レストランやフードコートでの飲食など、施設を訪れたお客様にさまざまなサービスをご提供する施設を目指していました。これらの運営に当たり、販売や売上の情報を一括管理できるシステムを構築するため、道の駅や農作物直売所向けの販売管理システム導入について検討していました。
道の駅 常陸大宮 かわプラザ 様
https://www.michieki-hitachiomiya.jp/
| 概要 | 2016年3月25日にオープンした道の駅「常陸大宮～かわプラザ～」様は、茨城県北部、国道118号線沿いにあります。清流・久慈川を背後に抱え、自然とのふれあいも楽しめる施設として、地元の人や観光での立寄り客で賑わっています。また、「常陸大宮～かわプラザ～」は、国土交通省が定める「重点 道の駅」（地域活性化の拠点となる優れた企画力があり、今後の重点支援で効果的な取り組みが期待できる施設）にも選ばれています。 |
|---|---|
| 所在地 | ■所在地：茨城県常陸大宮市岩崎717番地の1 |
課題・提案・効果
導入前の課題
- 直売所、レストラン、フードコートの売上を一括管理できるようにしたい。
- ラベル発行において高齢の出荷者でも簡単操作で入力ミスがないようにしたい。
- 部門担当者別に権限をもたせることでデータの機密性を高めたい。
提案
- 『販売管理ソリューション Fusosuks』
効果
- 道の駅に導入実績にある販売管理システムを導入したことで、直売所のPOSシステム、レストランのオーダリングシステム、フードコートの券売機など、施設全体の異なる店舗売上の一括管理を実現した。また、直売所における値札ラベル発行、出荷者の管理、売上速報メール、委託販売手数料の自動計算、振込データ作成までの一連の運用も管理が可能となった。
- すべての入力において画面タッチで作業がおこなえ、再発行についても画面から選択するのみで簡単発行が可能。高齢の出荷者の方でも抵抗することがない入力が可能となった。
- 駅長、各部門担当者毎にログインID、パスワードを設定することで、入力参照可能な機能を制限し、情報漏洩に対するセキュリティを実現した。
導入イメージ
導入のポイント
『多彩な機能に加え、使い勝手の良さも採用の決め手に』
今 回 提 案 を う け た「道 の 駅・農 産 物 販 売 所 向 け 販 売 管 理 ソリューション『Fusosuks』」は、農作物や特産品の販売システムやレストランでのオーダーリングシステム、フードコートの券売機など、施設内のすべての情報が事務室のサーバで一括管理できるソリューションだったため、施設の開業時に必要な機能が揃っているのはもちろんのこと、提案の価格やこれまで50 ヵ所の道の駅や農作物販売所などに導入された実績も評価の要素となりました。また、提案の際に実際のデモや帳票を確認することができたことで、システムの使いやすさが実感できたこともあり、導入を決定しました。
導入後の感想（お客様の声）
『システムのサポート体制とデータの機密性の高さに信頼感が高まる』
「Fusosuks」の導入から１年が経過し、駅長様にご感想をお聞きしたところ、「施設のオープン以来、システムが問題なく稼動していることがなによりだと思います。システムのサポートについても体制をしっかり整えていただいているので、安心して運用できます」とのこと。
また、データのセキュリティについても「施設内では、飲食店や直売店のスタッフ、会計担当など、複数の関係者がシステムを利用します。それぞれに利用操作権限を設定することで不用意なデータの変更や改ざん、情報漏洩などを防ぐことができるのも、運営面での安心材料になっています」と駅長様。
導入効果と今後の展開
『現状に手を加えさらに使い勝手のよいシステムを実現したい』
そして、今後について、「実際に使ってみて、帳票の見え方やデータの取り方など、さらに効果的にシステムを活用するための改善点も見えてきました。
現状に手を加えていきながら、より使い勝手のよい仕組みをつくっていきたいと思います」と語っていただきました。
