小売全般の様々な業態に対応できるPOSアプリケーション

『店員がお金に触らず、衛生的でスマートな接客を実現したい』
S.Cの店舗形態でのポイント付与は、現金払いが中心となっており、決済方法はクレジットに比べて現金が多い状況です。しかし、食品を扱う店員が不衛生なお金に触ってしまうことに違和感を感じていました。何か解消できる方法は無いかと検討したところ「セミセルフPOS」に目を向けました。
スーパーマーケットで主流になっているセルフレジにも関心があったので、導入店を視察して回り、そのメリット・デメリットなどの研究・分析をおこないました。接客を考えるとレジカウンターもフラットなデザインにしたいのですが、メーカー専用POSレジでは筐体も大きくレイアウトに融通が利きません。最終的に「対面型セルフレジ」の独自開発の構想に至りました。
小売・専門店 様
概要 | 小売・専門店業 |
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所在地 |
所在地:関東 事業内容:ブーランジェリー業態 |
課題・提案・効果
導入前の課題
- 朝・夕・閉店前のピーク時は会計6名体制でも迅速に対応できない場合があった
- 専用POSの筐体費用が高額、デザイン性がNGだった
- レジのオペレーションに没頭し十分な接客が出来ない
- レジ周辺の清掃に手間がかかった
提案
- 「外食向けオーダーエントリーシステム対応POSソリューション「 Encyclo Bistron」 」
効果
- ピーク時でも3名での接客が可能になった
- 独自のデザインによる筐体を製作し、専用POSに比べて初期コストも約20%削減可能になった
- 店員がレジ会計から解放され接客に専念ができた
- セミセルフPOSはコンパクトなため設置変更・レジ周辺の清掃がしやすくなった
導入イメージ

導入のポイント
『コンパクト性や低コスト、従来POS資産の活用を考慮しWindowsベースのカスタマイズが可能なPCーPOSの導入』
オープンまで僅か2カ月の開発期間で導入実現しました。選定したPC-POSはレシートプリンタのCPUで周辺機を管理する製品です。対面セルフレジを設計する上では従来の専用POSでは機能が合わずお客様側のタッチパネル画面の設計やコンパクト・低コストを求める中で従来の利用されている EncycloBistronPOS同様なWindowsOSを搭載した「EPSONインテリジェントプリンタ」を選定しました。 Encyclo BistronPOSはハードに依存せずに柔軟に対応が出来るフレームワークを採用していることが決め手となりました。
導入後の感想(お客様の声)
『衛生管理、業務効率化に貢献』
朝・夕・閉店前・休日のピーク時は来店客は1時間で最大100人を超える時間帯が有ります。それに対して販売定員は6名程度、この時間帯ではレジ打ち、袋詰め作業と2名での対応が必要でしたが対面型セルフレジ導入により当店ではレジと袋詰め作業を1名で行うことが行えるようになりました。
現金に触れない衛生面とスマートさを両立しながら会計処理スピードが向上し接客の質の向上に繋がりレジ処理客数も1~2割程度はアップしました。
導入効果と今後の展開
『今後は他ブランドにも導入予定』
当店で実績が出来たので、今後このタイプの「セミセルフPOS」を系列ベーカリー、バーガーショップブランドにも導入を計画していきます。お洒落でスマートな会計が必要とされているシーンでは積極的に導入を検討して行きたいと思います。
