デジタコ(デジタルタコグラフ)導入で変わる!運送業の課題解決と効率化

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デジタコ(デジタルタコグラフ)とは、車両に搭載され、走行時間、速度、距離などをデジタルで記録する装置です。従来のアナログ式のタコグラフに比べ、より詳細なデータを記録でき、運行管理の効率化や安全運転の推進に大きく貢献します。

本コラムでは、運送業の業務内容や直面する課題、対処するための具体的な解決策・効率化について解説します。

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デジタコ(デジタルタコグラフ)とは

デジタコ(デジタルタコグラフ)とは、車両に搭載され、走行時間、速度、距離などをデジタルで記録する装置です。従来のアナログ式のタコグラフに比べ、より詳細なデータを記録でき、運行管理の効率化や安全運転の推進に大きく貢献します。

 

・なぜ今、デジタコ(デジタルタコグラフ)が注目されているのか?

近年、デジタコ(デジタルタコグラフ)の導入が急速に進んでいる背景には、いくつかの要因が挙げられます。

 ・働き方改革と労働時間管理の厳格化
近年、働き方改革が推進され、長時間労働の是正や労働者の働きがい向上などが求められています。この流れの中で、労働時間管理の厳格化は重要な課題の一つとして位置づけられています。特に、運輸業においては、運転手の労働時間管理が法規制されており、その遵守が厳しく求められています。

 

・安全運転と社会的責任
安全運転は、単なる個人の問題ではなく、企業が果たすべき重要な社会的責任の一つです。企業は、製品やサービスを提供するだけでなく、社会の一員として、安全な社会の実現に貢献することが求められています。特に、輸送業や物流業など、車両を運用する企業は、安全運転に対する責任がより一層大きくなります。

 

・物流業界の競争激化
物流業界は、近年、EC市場の拡大や人手不足、働き方改革など、様々な要因により、激しい競争が繰り広げられています。この競争環境の中で、企業はいかに効率よく、そして安全に輸送サービスを提供できるかが問われています。

 

・環境問題への関心の高まり
地球温暖化や大気汚染といった環境問題が深刻化する中、物流業界においても環境負荷の低減が喫緊の課題となっています。その解決策の一つとして、燃料消費量を減らし、CO2排出量を削減することで、環境への負荷を低減・経費削減にもつながるエコドライブが注目されています。

  

運送業が抱える課題と、デジタコ(デジタルタコグラフ)が解決するポイント

主な課題の解決の一手として、デジタコ(デジタルタコグラフ)が解決するポイントについて解説します。

課題

デジタコ(デジタルタコグラフ)導入による解決策

課題01
作業効率が上がらない・・

デジタコ(デジタルタコグラフ)ではリアルタイムでの車両位置情報や時間等のデータがクラウド環境に自動記録され、手作業での日報作成は不要です。記録データからそのほか各種帳票を自動作成し、事務処理を効率化します。 また、記録データ分析により、運行状況の課題や改善点を把握することもでき、運行効率化にもつながります。

課題02
安全運転対策が十分でない・・

急加速・急減速、速度超過のデータを記録し、ドライバーに注意喚起を行います。また、運転時間を管理することで過労運転防止など、危険運転を可視化します。さらにドライブレコーダーと連携することで、映像とデータを同時記録し、事故発生時の状況把握や原因究明、さらにはドライバーの教育に役立てることもできます。

課題03
業務管理が煩雑・・・

リアルタイム車両位置情報の把握による運行状況の可視化が行えることで、煩雑な管理業務を効率化できます。また、走行状況データの自動記録により、各種帳票や日報の自動作成が可能で、事務作業の時間と手間を削減します。 運行状況データ分析による業務改善を行うことで、より効率的なルート最適化など業務効率化も可能になります。

課題04
燃料費や人件費のコスト増加・・・

急加速や急減速、速度超過など運転状況のデータ記録を分析することで、ドライバーに安全運転エコドライブを指導でき、燃料消費量の削減につながります。 エコドライブの意識づけによる燃料消費は、一般的に5%~20%削減効果があるといわれています。さらに、安全運転促進により事故発生率低減、保険料削減や、車両メンテナス費の削減につながります。

課題05
慢性的な人材不足・・・

運行状況データの自動記録により、管理者やドライバーの労働にかかる負荷を低減することで離職率低下の改善に役立ちます。さらには、安全運転による事故削減の効果も期待できることから、人材損失防止や企業イメージ向上にもつながります。 デジタコ導入により多角的に人材不足改善に貢献します。

 

デジタコ(デジタルタコグラフ)のメリット・デメリット

デジタコ(デジタルタコグラフ)は、業務効率化、コスト削減、安全運転促進など、多くのメリットをもたらしますが、導入コストや運用・管理、ドライバーの負担などのデメリットもあります。導入を検討する際には、メリットとデメリットを比較し、自社の状況に合ったシステムを選ぶことが重要です。

メリット

・運行管理の効率化
 車両位置や走行状況をリアルタイムに把握し、適切な指示やサポートが可能
 過去のデータやリアルタイム交通情報を分析し、最適な運行ルートを提案
 危険運転を検知し、安全運転を促進

・事務作業の効率化
 走行距離や時間などのデータが自動記録され、日報作成が不要
 蓄積データを分析し、運行状況の課題や改善点を把握
 各種帳票を自動作成し、事務処理を効率化

・コスト削減
 燃料費、人件費、車両メンテナンス費などを削減

・法令遵守
 運行記録を正確に記録し、労働時間管理を適正化

・顧客満足度向上
 配送時間を短縮し、リアルタイムな運行状況を顧客に提供
デメリット

・導入コスト
 デジタコ本体の購入費用や設置費用がかかる
 運用、管理費用も発生する

・運用と管理
 データの収集、分析、活用には専門知識やスキルが必要となる場合がある
 導入、運用にあたって、社内体制の整備が必要となる場合がある

・ドライバーの負担
 常に監視されていると感じるドライバーもいる
 運転日報などの事務作業が減っても、データ入力などの作業が発生する

・通信環境
 リアルタイムなデータ取得には、通信環境が必須となる

 

まとめ

デジタコ(デジタルタコグラフ)導入は、企業の成長と社会貢献に繋がる

デジタコ(デジタルタコグラフ)導入は、運送業にとって、コスト削減、安全運転の推進、働き方改革など、多くのメリットをもたらします。また、社会全体としても、環境負荷の低減や、物流の効率化に貢献することができます。あなたの会社も、デジタコ(デジタルタコグラフ)を導入し、運送業の未来を一緒に創りませんか? 

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