扶桑電通株式会社
お客様のサーバルーム内には、過去数年分の不要なパソコンやサーバが格納されていました。その数はパソコンにして214台、HDDは240本にも及びます。さすがにスペースを取ってしまうことから、2017年12月の年末に一斉処分を決定。情報漏洩を防ぐべく、データ消去作業が必要となり、扶桑電通が依頼を受けました。結果、お客様先に破砕機を持ち込んで物理的に読み取り不可とする「ハード消去方式」を選択することになりました。
エネルギー会社 様
概要 | こちらの企業様では、私たちの暮らしを支えるエネルギーの中でも、供給する施設の稼働に直結する重要な事業を手がけています。今回は所有するパソコンやサーバの破棄に伴うデータ消去サービスを受注しました。個人情報や大手エネルギー企業にかかわる重要な機密情報が蓄積されていますので、完璧に消し去るのはもちろん、消えたという“証明”も不可欠。自社独自サービスである「Sasa Lシリーズ」だからこそ、お客様のキメ細かな要望に応えることができました。 |
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所在地 | 所在地:東京ほか全国数カ所 |
お客様とは普段からパソコンやサーバの保守・メンテナンスの依頼があり、週1回、扶桑電通のSEが訪問をしており、普段から信頼があったことから、データ消去に関しても迷わずに当社にご相談いただきすんなりと受注ができました。Sasa Lシリーズのデータ消去サービスは、HDDを壊さない「ソフト消去」、穴をあけて破壊する「ハード消去(破砕方式)」、強力な永久磁石で磁気破壊する「磁気消去」という3つの方式を用意しています。この中でも最もコストパフォーマンに優れるハード消去を選択していただきました。今回はリース契約ではなくすべてお客様の所有物だったので、ハードを壊しても問題がなかったのも選定時の大きなポイントとなりました。
「以前はパソコンがサーバルーム内に山積みになっており、地震等での倒壊の危険性もありました。会社の事業上、重要なデータが入っているため、売却等の処分をするわけにもいかず、いつの間にか相当量保存していました。今回、214台をわずか1日半で処分していただいて、非常に助かりました。サーバルーム内が一気に片付いて、すっきりとしたスペースが確保できました」といった声をいただきました。
お客様が事前の準備を入念に行ってくださったことで、予定では丸2日間だったのが、わずか1日半というスケージュールで214台を処分することができました。これだけの数となると、お客様との密な連携が極めて重要になるのがよくわかりました。
ハード消去の作業では、破砕処理の前にHDDを一つひとつ写真に収めており、撮影した画像は証明書と合わせて資料としてお客様に提出しました。
お客様からISO等の関係で厳格な処理が求められることが多いだけに、作業後の資料作りこそが重要なサービスであると捉えています。データ消去サービスは全国で行っています。