重要課題(マテリアリティ)

当社は、サステナビリティ経営推進のため SDGsに関する取組方針を策定し推進しております。このたび、持続可能な社会の実現に向けて様々な社会課題に対し事業活動を通じて優先的に取り組むべき課題として、環境・社会・ガバナンスの観点から8つの重要課題(マテリアリティ)を特定いたしました。

重要課題(マテリアリティ)特定のプロセス

  1. 当社と関係する社会課題の抽出

    社会課題から当社にとっての「リスク」と「機会」を抽出
    SDGsワークショップでの意見やSDGsプロジェクトメンバーの意見、ISO26000、GRIスタンダード、SASBなどの要求事項を参考に事業との関連性が高い社会課題を抽出

  2. 外部評価

    顧客満足度調査結果の活用お客様の要求事項による課題を認識

  3. 内部評価(プロジェクトメンバー)

    社会課題・当社の課題について、SDGsプロジェクトメンバーで重要性を評価

  4. 内部評価(関係部門)

    重要課題(マテリアリティ)の妥当性の検証
    各課題の担当部門・中期経営計画担当分科会と検討を重ね、重要課題(マテリアリティ)の妥当性を検証し、社内活動目標を設定

  5. 重要課題(マテリアリティ)の特定

    SDGsプロジェクトメンバーにて「8つの重要課題(マテリアリティ)」を特定し、取締役会にて決議

8つの重要課題(マテリアリティ)と活動内容

環境保全・リサイクルに関する重要課題

環境負荷の少ない製品・サービスの提供と、CO2(温室効果ガス)排出削減に取り組みます。

  • エネルギーをみんなに。そしてクリーンに
  • つくる責任・つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を

扶桑電通の目標

  • 自社CO2(温室効果ガス)排出量削減(電力・ガソリン・紙使用量)
  • 社有車のエコカーへの切り替え促進(現行43%)
  • お客様や社会の環境課題に貢献するソリューションの提供

地域社会活性化

地域社会の課題解決に積極的に取り組み、安心・安全で豊かなまちづくり、地域の活性化に貢献します。

  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • 住み続けられるまちづくりを

扶桑電通の目標

  • 地域活性化につながる自治体や企業との連携強化
  • 新しい技術を活用した防災·減災システムの高度化推進
  • 社会貢献活動への積極的な参加

新たなビジネス価値の創出

DX人財の育成と新技術の活用により、社会に貢献する新たなビジネス価値の創出に取り組みます。

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • つくる責任・つかう責任

扶桑電通の目標

  • お客様のDX実現に貢献する人財の育成
  • 社会に貢献する新たな製品・サービスの提供

D&I、働き方改革

D&I(ダイバーシティ・アンド・インクルージョン)を推進し、誰もが自分らしくイキイキと活躍できる多様で柔軟な働き方改革に取り組みます。

  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 働きがいも経済成長も
  • 人や国の不平等をなくそう

扶桑電通の目標

  • ワークライフバランスの充実
  • ダイバーシティの推進
  • 育児・介護両立支援への取り組み強化

健康経営

積極的な健康投資を実施し、社員が心身ともに健康で活力あふれる職場環境作りに取り組みます。

  • すべての人に健康と福祉を

扶桑電通の目標

  • 健康経営研修後、メンタルヘルス研修の実施
  • 健康経営優良法人の認定継続と評価向上
  • 社員コミュニケーション活性化と職場環境の改善

人財育成

多様な人財の活躍を支援し、未来を拓く想像力豊かな人財を育成します。

  • 質の高い教育をみんなに
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう

扶桑電通の目標

  • 多様なキャリア形成に向けた人事・教育制度の改革
  • 公的資格および社内スキル認定の取得推進

企業倫理・公正な取引

あらゆる企業活動を通じて、企業倫埋の徹底とガバナンスの充実を図ります。

  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 平和と公正をすべての人に

扶桑電通の目標

  • 行動規範の遵守
  • 積極的な情報開示と対話
  • 取締役会の実効性向上と多様性の確保

ビジネスパートナーとの価値協創

ビジネスパートナーとの価値協創により、社会課題の解決と事業領域の拡大に取り組みます。

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • つくる責任・つかう責任
  • パートナー四プで目標を達成しよう

扶桑電通の目標

  • 多様なパートナーシップを活用した連帯強化
  • アライアンスやM&Aを活用した戦略的な投資